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黒石智之ブログ

世界を舞台に活躍する、JTBグランドツアー ツアー責任者(添乗員)のブログです。
ご旅行に参加される皆様へのメッセージ、おすすめの海外旅行情報などをお届けします。

ツェルマットへの道 オートルートレポートその6

2014年09月05日

さあ、旅も半分を過ぎました。

いよいよ行程中で最もハードなハイキングです。

ルートとしては、レゾデールの村からコテーと呼ばれるさらに小さな集落までタクシーで上がり、トランのコルを越えてモワリー湖(ダム)までいくというもの。

コテーの集落。谷の奥に見えているのがレゾデールの村

はっきりとは分からないのですが、コテーの標高は2000m程度。
トランのコルが2,919m、モワリー湖が2,249mですので、ざっくり900m登って、700m下るということになります。

高低差だけで考えると日本の登山のような雰囲気(例えば、北沢峠から甲斐駒ヶ岳)ではあるものの、斜度がきついわけでもなく、トレイルはいたって歩きやすいので負荷はそれほどでもありません。

なお、レゾデールからのタクシー代は会社にもよりますが、110~150スイスフラン。
わずか15分ほどで2万円近くになりますので、やはりスイスの物価は高い、といわざるを得ません。

話は変わりますが、我がハイキング倶楽部は楽しく歩くことがなによりだと思っています。
ですから、体力に自信のない方でも最大限のサポートをさせていただき、目的を達成してもらえればと考えています。

するとどうなるかというと、こうなるのです。

バックパックon theバックパックの志波さん

志波さん、自分のバックパックの上にお客様のバックパックを載せています。
中途半端に中身を預かるのではなく、完全な空身になって歩いてもらう、ということです。

さて、ハイキングの話に戻りましょう。

この日は7:45から歩き始めたのですが、ちょうど牛さんたちの出勤時間と重なりました。
お互いに牽制や譲り合いをしながらのハイキングです。

牛さんとお客様

牛さん達をかわしつつ歩いていくと、エーデルワイスの群生地にたどり着きます。

いぜんの記事で触れているのですが、エーデルワイスは茶色い石灰岩がある場所でないと咲きません。

そのイメージがこれです。

巨大石灰岩(極端に茶色いのは枯れた苔かなと思います)

エーデルワイスと石灰岩

エーデルワイスとアズマギク

道中にこういうものがあると必然的に足が止まりますので、良い休憩になります。

最高地点のトランのコルはまだまだ先。
歩きましょう。

一番くぼんでいるところがコル(鞍部)です

コルを越える前にもう一ヶ所、写真ポイントがあります。
それがベプラン湖(池)。

逆さダンブランシュ(左)、ダンデラン(真ん中)、ダンデVEISIVI(右、読み方不明)


風景に気をとられて牛さんの落とし物をふんずけないようにすることがポイントです。
かなり危ない。

そうこうしているうちにトランのコル
標高2,919mで、ツール・ド・マッターホルンのルートでもあります。

トランのコルにて

ここまで来るとようやく本日のゴール、モワリー湖が視界に入ります。

手前がオータン湖、奥がモワリー湖(ダム)

この後は下り。
ちゃちゃーっと歩いてしまっても良いのですが、志波さんリードのハイキング倶楽部ではここでものんびり歩きます。

モワリー湖、モワリー氷河、グラン・コルニエ、いつものダンブランシュ

ゴールのモワリー湖

モワリー湖の駐車場に到着したのは14:45。
バスの時間まで約1時間あるため、カフェで休憩。

バスの出発時間のちょっと前に雨が降ってきましたが、すでに歩き終わっているので問題なし。

直通のポストバスで終点のツィナールへ。
レゾデールと比べると、観光地(展望台があります)となるためにぎわいを感じる村でした。

宿泊は村で一番の3星ホテル。
受付には美人姉妹がいます。


また、夕食はスイスの郷土料理オンパレードで、ラクレット職人のおばさんがチャーミングでした。

ラクレットもおいしかったです。
何回でもおかわりができるのですが、我々は平均で2回。

現地の方ならあと1・2回は多いとのこと。
おばちゃんが何回も「おかわりはしないのか?」と聞いてきて、「いらないよ」というと大変なことになります。
「まあ、なんてことでしょう。おかわりしないなんて、私は一体どうすればいいの!」といってすごい顔をされてしまうのです。

ヴァリス州の干し肉プレート

ラクレット

ラクレット職人のおばさん。チーズをがたがたにしないでさばくのは職人技がいるんだそうです

また、おばちゃんのラクレットを食べにいきたいです。
美人姉妹にも会いたいかな。

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Posted by 黒石智之 ( 2014年09月05日 11:13 ) |  メッセージを送る(0)

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黒石智之 プロフィール

地球を舞台に遊びつくす「地球旅」のメンバー。運営するハイキング倶楽部がいつしか登山部となりつつあることに悩む総務担当でもある。富士山のお膝元、静岡県富士市出身。
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■添乗モットー
お客様と添乗員の旅ではなく、旅仲間同士として旅を楽しみたい

■好きな国・地域
北アフリカ、中近東などのイスラム圏。旧東欧諸国、特にルーマニア。トゥルヒーヨ、チクラヨを中心とするペルーの北部海岸地域(以前行った時には完成していなかったシカン博物館にどうしても行ってみたい)。大自然系ではチベットのヒマラヤ山脈、ギアナ高地、ナミブ砂漠、南極、死ぬまでにもう1回訪れたい思い出の国はポルトガル。

■趣味・特技
昔は空手(極真)、今は山歩き(昔は嫌いだった)と資格取得。ただ、熱しやすく冷めやすい性格なので、長続きしないことが多いです・・・