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世界を舞台に活躍する、JTBグランドツアー ツアー責任者(添乗員)のブログです。
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わかったような、わからないような・・・

2016年05月13日

砂漠ではこういう暮らしをしている方が大勢います

ゴールデンウィークのスーダンの旅から戻りました。

4月24日(日)から今日にいたるまで休みを取っていないのでへろへろです。

とはいえ、やはりそろそろスーダンについてレポートをしておかねばならぬと気力を振り絞ってパソコンにむかっています。

なんというか、今回の旅は強烈な印象が残るものでした。

今日のところはざっくり箇条書きでお伝えしておきます。

1.暑い
途中で気温を計ってみたら49℃になりました
2.流血
カリマ近郊のエル・クッルの地下墳墓出口で頭を強打して血がだらだら
3.虫
メロエのテント式宿泊施設で黒石のテント内に体長6~7㎝のトンボと蛾の合いの子のような虫が侵入。お客様に退治してもらう
4.砂嵐
同じくメロエで夜中、砂嵐に見舞われる。テント中が砂だらけ。強風とともに運ばれてくる砂にほほを撫でられながら就寝・・・できるかーい!

訪れてみて改めてわかったこと。

スーダンの主要産業は農業、牧畜、鉱業で基本的に第一次産業。

スーダン人でも南の独立は大失敗だと思っている。
独立しようがしまいが南スーダンの内戦は終結せず、西のダルフールでは紛争が続いている。
なにも変わらないのであれば分割する必要なんてない。

イスラム文化は外来のものだという意識が強い。
公式にはアラビア語が公用語、次に英語となっているがそれは違っていて、彼らの第一言語は部族単位で使われている言語。
文化や習慣も同じ。
そもそも子供は部族の言語だけで育っているのに学校教育がアラビア語でおこなわれるため理解ができないことを問題視している。

クーデターによって現政権が成立してから30年弱。
富を享受しているのは政府関係者とその血縁者ばかり。

こんなことがわかってきました。

脚光を浴びる古代エジプト文明の南のエリアには独立したヌビアの王国(第一次クシュ王国、第二次クシュ王国、メロエ王国)があり、エジプトの影響を受けながら独自の文化を確立していきました。

しかしながら、西洋の歴史学ではどうしてもエジプトの陰に隠されてしまっていることと、彼ら独自の言語であったメロエ語が解読されていないため詳しいことがわかっていないなどなど、いろんな意味でスーダンとその歴史は未開発だといえます。

久々に「百聞は一見にしかず」を自分自身で体験する旅となりました。

ついこの間まで滞在していたのに、すでに夢物語となっているような不思議な感覚。
それほどまでにすべてが異質でした。

禁酒国(あくまでもイスラム法ではお酒が禁じられているだけで、ヌビアでは飲酒の習慣があるということもわかりました)であるためにノンアルコールビールが最高の贅沢なのですが、今まで飲んだどのビールよりもスーダンで飲んだノンアルコールビールの方がおいしかった。

6・7月が雨季、8月から秋になると同行のガイドさんや雑談したホテルの人たちから散々聞かされました。

「また11月過ぎに来るといい」と何回声をかけられたことやら。

でも、あの日差しの下でも人々は生きています。

この時期にはこの時期なりに訪問する意味があると、個人的には思うのです。

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Posted by 黒石智之 ( 2016年05月13日 15:35 ) |  メッセージを送る(0)

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黒石智之 プロフィール

ハイキング倶楽部を運営し、隠れファンの多い(?!)ブログにもハイキングや山の話題が多い。
苦手なものは虫(特に蛾と蝶)、嫌いな食べ物はグリンピースと空豆。
富士山のお膝元、静岡県富士市出身。

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■プロフィール
富士山のお膝元、静岡県富士市出身。干支は亥年、星座は水瓶座、血液型はA型(両親、妹もすべてA型)です。最近は老化とともに物忘れがひどくなってきて、物や人の名前が思い出せないことが増えてきました。

■添乗モットー
お客様と添乗員の旅ではなく、旅仲間同士として旅を楽しみたい

■好きな国・地域
北アフリカ、中近東などのイスラム圏。旧東欧諸国、特にルーマニア。トゥルヒーヨ、チクラヨを中心とするペルーの北部海岸地域(以前行った時には完成していなかったシカン博物館にどうしても行ってみたい)。大自然系ではチベットのヒマラヤ山脈、ギアナ高地、ナミブ砂漠、南極、死ぬまでにもう1回訪れたい思い出の国はポルトガル。

■趣味・特技
昔は空手(極真)、今は山歩き(昔は嫌いだった)と資格取得。ただ、熱しやすく冷めやすい性格なので、長続きしないことが多いです・・・

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