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黒石智之ブログ

世界を舞台に活躍する、JTBグランドツアー ツアー責任者(添乗員)のブログです。
ご旅行に参加される皆様へのメッセージ、おすすめの海外旅行情報などをお届けします。

ツェルマットへの道 オートルートレポートその9

2014年09月10日

いよいよ今回がこの夏のオートルートハイキングのレポート最終回となります。

帰国日ですのでかなり薄っぺらい内容です。
ご容赦ください。

※ご参加のみなさま、本日ようやく旅の記録を発送することができました。
 長らくお待たせをいたしまして申し訳ございません。

この日、黒石は荷物の運び出しなど出発前の段取りを終えたあと、駅前のコープ(スーパー)へいき最後のリベラ(乳清入り炭酸飲料)を購入。

その後、8:25にみなさまとホテルを出発しました。
ホテルは駅の目の前のシュヴァイツァーホフですので、1分ほどで改札に到着。

先にホームで荷物とともに待ってくれていた志波さんと合流し、8:40の列車でツェルマットを後にしました。

ホテルで荷物出しの準備をしていた時、「空港までの車内でみなさんで食べてください」と志波さんからおみやげをいただきました。

ツェルマット名物、マッターホルン型チョコーレートです。

なんだかんだで車内では配れず、結局みなさまに召しあがっていただいたのはミラノのマルペンサ空港にて。

最初は屹立するマッターホルンだったのですが、暑いミラノに着くと、こんな風に変貌してしまったのでした・・・

マルペンサ空港A12ゲート付近での姿(全貌)

マルペンサ空港A12ゲート付近での姿(アップ)

予想通り、少し溶け始めていました・・・
志波さん、すみません。

しかも、マッターホルンなのにそびえ立っていないし・・・

チョコレートそのものは、中にクリームが入っていて美味です。

甘い物は食べないお客様もいらっしゃいますので少し余ることになり、結局このチョコレートとともに帰宅することに。
日本到着後の姿もご覧いただきましょう。

8月24日、都内多摩地区での姿

最後の姿はアップで

だいぶ溶けてますし、どこが「天を突く孤高の頂」なんだって感じですね。

ツェルマットは寒いのでいいですが、夏のスイスでおみやげをマッターホルン型チョコレートにする場合、なにかしらの工夫が必要だということがお分かりいただけたでしょうか?

めんどくさがりの方には無理だと思います。

なお、帰りのミラノ~フランクフルト間のフライトでは全員のお客様に左の窓側に座っていただき、アルプス越えのフライトをお楽しみいただこうと思ったのですがまたまた厚い雲に邪魔をされました。

ということで、これをもってオートルートのレポートは終了です。

非常に内容の濃い旅でしたし、観光ツアーでは訪れないような場所ばかりでしたので、とにかく新鮮でした。

さすがにこれだけ歩くと、毎日お酒を飲んでいても体重が減ります。
楽しく歩いて痩せるだなんて、素敵なことではありませんか?

私的なことですが、9月はこの先、毎週末、山に入ります。
次の連休は土曜日から高校時代の友人たちと山梨の北杜市で1泊2日のキャンプ。

その足で日曜日にはハイキング倶楽部の下見のため八ヶ岳へ。
オーレン小屋でテント泊。

次の週がハイキング倶楽部で再び八ヶ岳。
志波さんともども小屋に泊まり、参加のみなさまと小屋名物の桜鍋をつつきます。

最後は家族とテントを持って立山に入り、ここ数年の目標だったあの山にチャレンジしようと思っています(家族は登りません)。
今回の旅行で貯めたマイルの一部を羽田~富山間の全日空の航空便手配に使わせていただきました。

座席は北アルプスビューで確保。
晴れるといいのですが。

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Posted by 黒石智之 ( 2014年09月10日 16:06 ) |  メッセージを送る(0)

ツェルマットへの道 オートルートレポートその8

2014年09月09日

さて、いよいよ本日でハイキング部分のレポートが最後になります。

まずはハイキングに出かける前の朝の様子。
定番のマッターホルンのモルゲンロート(朝焼け)。

お客様が宿泊した部屋のバルコニーからマッターホルンが見られるのですが、手前の山が邪魔になり全景というわけにはいきませんでした。

ですから、ホテルではなく例の橋から見てみましょう、ということになりました。
ここについては説明がいらないと思いますので、連続写真でご覧ください。

6:33

6:37

6:47

6:52

こんな感じです。

この日、6:10にホテルを出て7:00に戻りましたから50分ほど外にいたことになります。
まあ寒かったのなんのって、ちょっと前から体調が芳しくなかったのですが、この朝でダメ押し。

この後のハイキングも足元がふらついて冷や冷やしながら歩きました。

さて、本題に入りましょう。

朝食のあと、8:05にホテルを出発。
町外れのゴンドラ(テレキャビン)乗り場からハイキングの起点となるシュヴァルツゼーへ。

昨年はシュヴァルツゼーからヘルンリ小屋まで2時間45分、今年は3時間20分。
マッターホルンに登るような人たちだったら2時間かからないかもしれないですね。

シュヴァルツゼーの標高が2,583m、ヘルンリ小屋が3,260mで、高低差は700m弱。
これ自体はたいしたことがないのですが、標高からくる酸素の薄さがネックです(歩いているときには感じませんが)。

シュヴァルツゼーに到着。
こんな感じです。

左端がゴンドラ乗り場、右端がホテル、左下が湖(シュヴァルツゼー=黒い湖)

奥に見えているのは隣の谷のサースフェーから見られるドム、テッシュホルン、アルプフーベル、アラリンホルンといった山々。

ヘルンリ小屋へのトレイルは写真中央から右下へ伸びている道です。

ここからも説明より写真の連続でご覧頂いた方がいいでしょう。

シュヴァルツゼーからマッターホルンを望む。写真のど真ん中のリフト小屋跡までが第1段階、右の茶色い岩山(テラス)までが第2段階、マッターホルンの真ん中の稜線(ヘルンリ稜)の下にぽつんと見える小屋直下の急登が第3段階

第1段階のトレイル。ここはまだまだ楽勝

第1段階の区切りとなる小屋が大きく見えてきました

第1段階終了。第2段階は右の茶色い岩山に上がり、マッターホルン側にずーっと進みます

こんなところもあります

まもなくテラス上部という場所。奥にはモンテローザ

テラス上部。今年はここにマッターホルン登頂のベースキャンプが設営されています

ベースキャンプの全容。マムート社が約1億円の協賛金を出したそうです

テラス上部。個人的に一番気に入っている写真

第3段階の取り付きより。ヘルンリ小屋もはっきり確認できます

ここを登ってきました

ヘルンリ小屋直下の急登

そして12:15、ヘルンリ小屋に到着。
昨年はここがゴールでしたが、今年は違います。

歩いてきたルートを振り返る

視線を右(東)に。左からモンテローザ、リスカム、ブライトホルン、クラインマッターホルン

今年の目的地はここ。

マッターホルンの登山口

昨年は黒石1人だけでやってきたマッターホルンの登山口。
ここに全員で来ることが今回の目的。

下山者.jpg

なお、左上に下山中の方が2名いるのですが、分かりますでしょうか?
なんとも恐ろしい光景です。

黒石がこの山にチャレンジすることは100%ありません。

でも、ちょっとだけは・・・

志波さん撮影

ほんとに最初の入口のところなのですが、記念に登ってみました。
個人的な今年の目的はこれ。

みなさんのおかげで天気にも恵まれ、個人の望みも叶えられました。

このあとは小屋まで戻り、アルファ米の五目ご飯と豚汁の昼食。
風が冷たく芯から冷えてくるので食後はすぐ下山。

最後の最後まで誰も脱落せず、怪我もせず、病気にもならなずすべてのハイキングを終了することができました。

天気もさることながら、そのことがなによりだったとつくづく思いながらのツェルマット帰還。

来年はオーストリアのチロルアルプスと北イタリアのドロミテ山塊をめぐるハイキングツアーを発表します(オートルートも改良して発表します)。

すでにホテルの確保も進んでいますので、ぜひ来年もご参加ください。

この日の夜は最後の打ち上げ。
いつものウィンパーシュトゥーベでトマトフォンデュとフォンデュシノワーズを食べながら、スイスの白ワインで乾杯。

さらにホテルに戻ってからもバーの高い高いお酒で2次会。

翌朝はいよいよ志波さんとお別れの日。
涙はあったのでしょうか?

続きはまた明日。

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Posted by 黒石智之 ( 2014年09月09日 11:28 ) |  メッセージを送る(0)

ツェルマットへの道 オートルートレポートその7

2014年09月08日

いよいよ最終パートに突入。
今回のレポートを含め、残すはあと3回、実質2回(最終回は帰国日の軽い内容のため)の予定です。

この日、いつもなら感じない喜びを味わえたのが朝食。

こんな感じの内容なので、どこにでもありそう朝食ではあるものの、ここに来るまでの2日間の朝食はパンのみの粗食でしたので、温かい料理はなくてもとびきりのごちそうに思えました。

パンコーナー

ハムとチーズコーナー(横に果物もあり)

衣食足りて礼節を知る、ではありませんが、質素倹約の精神をいつも心のどこかで持ち続けることが大切ですね。

なお、本日レポートする日程7日目はハイキングのない体力回復日としており、2つ展望台のご紹介のみです。
(結果としてハイキングがないことでかえって最後がきつく感じた、という意見があり、来年は少々変更します)

アニヴィエ谷は観光客誘致の目的で、1泊でも宿泊すると展望台やポストバスが無料で乗り放題となるパスを発行してくれます。

今回もそれを利用してツィナールのソルボア展望台、サンリュックのティニューザ展望台を訪れました。
ソルボア展望台は山並みが間近に望めてもマッターホルンはロープウェイからしか見えず、ティニューザ展望台は山から離れるもののマッターホルンが望める、という特徴があります。

どちらも、モンフォ展望台同様に空いているというのも特徴でしょう。

ツィナールの村

ソルボア展望台へのロープウェイ乗り場は村の入口にあります。
村はずれに近いホテルから、ゆっくり歩いて5分ですから、この村がいかに小さいか想像できると思います。

乗り場でパスをチケットに交換してもらい、いざ展望台へ。

ツィナールのロープウェイ乗り場。展望台へは歩いて上がることもできます

進行方向左にマッターホルンが見えてきますので、みなさまの視線、立ち位置も必然的に左に寄ります。

右からマッターホルン、モン・デュラン、オーバー・ガーベルホルン

マッターホルン方向にだけ雲が出たこともあるのですが、しばらくするとマッターホルンは手前の緑の斜面に隠れてしまいますので集中しましょう。

7分の乗車で展望台に到着。
そのままカフェのテラスへ直行。

人がまったくおらず、独占状態です。

オーバー・ガーベルホルン、ベッソ、ツィナール・ロートホルンなどをテラスから望む

このテラス、有料の望遠鏡があるのですが、使い方には注意してください。

縦に360℃ぐるぐる回ってしまうので、場合によっては大きい方から小さい方にむけてのぞき込んでしまうことがあり、せっかくお金を払って山を小さく見る、なんてことになりかねません。

志波さん同行の場合、旅行の最後までネタにされてしまいますので隙を見せないような心がけが必要です。

天気も良く、セルフサービスのカフェで一服。
一番人気のメニューはなぜかアイスクリームでした。

写真だけ見ると晴れて暖かそうではあるものの、実際は標高2,440mの展望台ですから実際はひんやりです。

展望台には約50分の滞在。
再びロープウェイでツィナールへ戻ります。

ホテルへ戻って預けておいた荷物を受け取ってからバス乗り場へ。
遠足の子供たちも集まってきていました。

ローヌ谷へ抜けるバスは2時間に1本くらいしかありませんので、どのバスも混み合います。

ポストバスと乗車を待つ乗客たち

我々は11:20発のバスに乗り、ヴィソワの村へ。
そこでバスを乗り換えて山腹のサンリュックへむかいます。

サンリュックのホテル・ベラ・トーラ(同名の山があります)というバス停で下車し、村の抜けてフニクラ乗り場へ。

イスタンブールのガラタ橋付近からイスティクラル通り間や、ツェルマット~スネガ間で使っているものと同じタイプの登坂用列車でティニューザ展望台へ上がります。

ここでも晴天でしたので、昼食前にまずはテラスへ。

サンリュックのフニクラ乗り場

ティニューザ展望台

展望台からの眺め。左からマッターホルン、ポン・デ・ツィナール、ダンブランシュ

とりあえず写真撮影を済ませ、続けて昼食。
セルフサービスのレストランでの自由食です。

ここでも本日のメニューがあったのですが、食べることに夢中で写真を取り忘れました。

豚のソテー・チーズかけ、ポレンタ(挽いて練ったトウモロコシ)、温野菜のワンプレートディッシュで19スイスフランでした。

ちょっとカロリー高め。
それまでの粗食と相殺だと考え、思い切って摂取。

お腹いっぱいになります。

こちらでは昼食時間も含め40分ほど滞在し、サンリュックへ。
バスが迎えに来ない、というハプニングがありましたが、無事テッシュ経由、最終目的地のツェルマットに到着することができたのでした。

今までにない人の多さも帰国前のリハビリです。
さて、翌日はいよいよハイライトのヘルンリ小屋へのハイキング。

天気、行程はいかに。

続きはまた明日。

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Posted by 黒石智之 ( 2014年09月08日 10:09 ) |  メッセージを送る(0)

ツェルマットへの道 オートルートレポートその6

2014年09月05日

さあ、旅も半分を過ぎました。

いよいよ行程中で最もハードなハイキングです。

ルートとしては、レゾデールの村からコテーと呼ばれるさらに小さな集落までタクシーで上がり、トランのコルを越えてモワリー湖(ダム)までいくというもの。

コテーの集落。谷の奥に見えているのがレゾデールの村

はっきりとは分からないのですが、コテーの標高は2000m程度。
トランのコルが2,919m、モワリー湖が2,249mですので、ざっくり900m登って、700m下るということになります。

高低差だけで考えると日本の登山のような雰囲気(例えば、北沢峠から甲斐駒ヶ岳)ではあるものの、斜度がきついわけでもなく、トレイルはいたって歩きやすいので負荷はそれほどでもありません。

なお、レゾデールからのタクシー代は会社にもよりますが、110~150スイスフラン。
わずか15分ほどで2万円近くになりますので、やはりスイスの物価は高い、といわざるを得ません。

話は変わりますが、我がハイキング倶楽部は楽しく歩くことがなによりだと思っています。
ですから、体力に自信のない方でも最大限のサポートをさせていただき、目的を達成してもらえればと考えています。

するとどうなるかというと、こうなるのです。

バックパックon theバックパックの志波さん

志波さん、自分のバックパックの上にお客様のバックパックを載せています。
中途半端に中身を預かるのではなく、完全な空身になって歩いてもらう、ということです。

さて、ハイキングの話に戻りましょう。

この日は7:45から歩き始めたのですが、ちょうど牛さんたちの出勤時間と重なりました。
お互いに牽制や譲り合いをしながらのハイキングです。

牛さんとお客様

牛さん達をかわしつつ歩いていくと、エーデルワイスの群生地にたどり着きます。

いぜんの記事で触れているのですが、エーデルワイスは茶色い石灰岩がある場所でないと咲きません。

そのイメージがこれです。

巨大石灰岩(極端に茶色いのは枯れた苔かなと思います)

エーデルワイスと石灰岩

エーデルワイスとアズマギク

道中にこういうものがあると必然的に足が止まりますので、良い休憩になります。

最高地点のトランのコルはまだまだ先。
歩きましょう。

一番くぼんでいるところがコル(鞍部)です

コルを越える前にもう一ヶ所、写真ポイントがあります。
それがベプラン湖(池)。

逆さダンブランシュ(左)、ダンデラン(真ん中)、ダンデVEISIVI(右、読み方不明)


風景に気をとられて牛さんの落とし物をふんずけないようにすることがポイントです。
かなり危ない。

そうこうしているうちにトランのコル
標高2,919mで、ツール・ド・マッターホルンのルートでもあります。

トランのコルにて

ここまで来るとようやく本日のゴール、モワリー湖が視界に入ります。

手前がオータン湖、奥がモワリー湖(ダム)

この後は下り。
ちゃちゃーっと歩いてしまっても良いのですが、志波さんリードのハイキング倶楽部ではここでものんびり歩きます。

モワリー湖、モワリー氷河、グラン・コルニエ、いつものダンブランシュ

ゴールのモワリー湖

モワリー湖の駐車場に到着したのは14:45。
バスの時間まで約1時間あるため、カフェで休憩。

バスの出発時間のちょっと前に雨が降ってきましたが、すでに歩き終わっているので問題なし。

直通のポストバスで終点のツィナールへ。
レゾデールと比べると、観光地(展望台があります)となるためにぎわいを感じる村でした。

宿泊は村で一番の3星ホテル。
受付には美人姉妹がいます。


また、夕食はスイスの郷土料理オンパレードで、ラクレット職人のおばさんがチャーミングでした。

ラクレットもおいしかったです。
何回でもおかわりができるのですが、我々は平均で2回。

現地の方ならあと1・2回は多いとのこと。
おばちゃんが何回も「おかわりはしないのか?」と聞いてきて、「いらないよ」というと大変なことになります。
「まあ、なんてことでしょう。おかわりしないなんて、私は一体どうすればいいの!」といってすごい顔をされてしまうのです。

ヴァリス州の干し肉プレート

ラクレット

ラクレット職人のおばさん。チーズをがたがたにしないでさばくのは職人技がいるんだそうです

また、おばちゃんのラクレットを食べにいきたいです。
美人姉妹にも会いたいかな。

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Posted by 黒石智之 ( 2014年09月05日 11:13 ) |  メッセージを送る(0)

ツェルマットへの道 オートルートレポートその5

2014年09月04日

JTBグループの集合研修(2泊3日)から戻ってきましたので、レポートを再開します。

参加されたお客様や以前ご一緒させていただいた方々よりこのレポートを楽しみにしている、という声が寄せられています。

ありがたい限り。

さて、まずは前夜の就寝前に撮影した写真より。

23時頃、空は暗かったのですが、地平線というか、山の稜線付近にはまだ明かりが残っているため星が輝くには明るすぎて、あきらめて寝ようとした際に一応撮っておいたものだったと思います。

モンブラン・シェイロンとシェイロン氷河

小屋の東側、頭を出している雪山はダンブランシュ

ここでお伝えしたいのは、景色がきれいとかなんとかではなく、この時点では快晴だということです。

それが、数時間経ってみるとこんな風景に変わってしまったのですから・・・

これもモンブラン・シェイロン

小屋の入口はこんな感じです。

一瞬で積もってしまいました(撮影:志波さん)

実のところ数日前、志波さんは、万が一積雪で歩くのが難しいような状況になったらライセンスを持った高山ガイド(マッターホルンなど高峰の山岳ガイドで、アイゼンやピッケルを使う山行の場合、高山ガイドでなければ案内できないそうです)を呼び、シェイロン氷河を渡ってアローラへ抜けるルートを選択することや、日程を変更してもう1泊小屋で待機することも考えていると話していました。

それが現実になった(雪が降った)ため、かなり心配されたようですが、志波さん自身で道の状況を確認し、いけると判断したため小屋を出発。

ただし、一部のお客様はスリング、カラビナ、ロープを使って体を確保し、急な下りで滑落しないよう態勢を整えました。

実際のところ、ある事情から一番危なっかしかったのは黒石でしたので、確保されるべきも黒石だったのかな、と今となっては思うのですが。

小屋の周りも真っ白になりました。これでも8月の風景です

それでも、雨でなくて良かったというのがほぼ全員の方の共通した意見でした。
ある意味、貴重な体験ですし、雨だとただうっとうしいだけですので。

また、こういう天気になったがために遭遇できたものがありました。

ひとつは雷鳥。
写真は撮れませんでしたが、群れが2つ。

もうひとつはシャモアという鹿の仲間。

基本的にヨーロッパアルプスではマーモットくらいしか期待していないのですが、まさかここで雷鳥に出くわすとは思ってもみませんでした。

写真もないですし前日の道を戻っているだけですのでハイキングそのものの話題もこのへんで。

ダムへもどり、バスを待ちます。
このあたりのバスは1日3便程度しかないため、狙ったバスの時刻に合わせてきっちり行動しないと旅程に影響が出ます。

湖とダムを結ぶロープウェイの昼休み前までに戻り、予定のバスに乗ることができました。

この日は12:30のバスに乗車。
まずはベ(VEXと書いて「ベ」と読みます)へ。

ここで昼食。

地元の食堂に入りました。

頼んだメニューも「本日のメニュー」という、いわゆる定食のようなもの。

料理はこんな感じでした。

チキンのクリームスープ

スイス版ハンバーグ(料理名は忘れました)とリゾット

これに、おまけで自家製のタルト(あんずとプルーンのタルトですが、見た目はにんじんとナスのタルト)をつけてもらい、しめて16スイスフラン。

ちょっと塩辛かったですがボリュームはたっぷりですし、物価の高いスイスのことを考えたらまずまずのお手頃価格だったのではないでしょうか。

ベからはポストバス(人だけではなく郵便物を運ぶスイスの路線バス)でエラン谷へ入り、終点のレゾデールへ。

展望台もなくスキー場もないとっても小さな村で、ホテルは3星という名の1~2星ではありましたが、夕食はがんばってくれていたと思います。

田舎の山村の住民が、がんばって客人をもてなした、といった感じです。

グリルしたエビをのせたサラダ

鴨胸肉のロースト

帰国後に思い出したのですが、お客様の中に1名、鶏肉が食べられない方がいらっしゃいました。
会社のデータベースにはちゃんとメモを残してあるのですが、現地でその記憶は忘却の彼方。

A山さん、すみません。
今度の八ヶ岳で直接お詫びします。
オーレン小屋の桜鍋は肉を抜いて野菜だけの鍋にもできるといっていましたので、ご希望があればお申し出ください。

さあ、翌日は行程中で最もハード(高低差が大きい)なハイキングです。

脱落者を出すことなく歩ききることができたのでしょうか?

続きはまた明日。

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Posted by 黒石智之 ( 2014年09月04日 17:44 ) |  メッセージを送る(0)

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黒石智之 プロフィール

ハイキング倶楽部を運営し、隠れファンの多い(?!)ブログにもハイキングや山の話題が多い。
苦手なものは虫(特に蛾と蝶)、嫌いな食べ物はグリンピースと空豆。
富士山のお膝元、静岡県富士市出身。

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■プロフィール
富士山のお膝元、静岡県富士市出身。干支は亥年、星座は水瓶座、血液型はA型(両親、妹もすべてA型)です。最近は老化とともに物忘れがひどくなってきて、物や人の名前が思い出せないことが増えてきました。

■添乗モットー
お客様と添乗員の旅ではなく、旅仲間同士として旅を楽しみたい

■好きな国・地域
北アフリカ、中近東などのイスラム圏。旧東欧諸国、特にルーマニア。トゥルヒーヨ、チクラヨを中心とするペルーの北部海岸地域(以前行った時には完成していなかったシカン博物館にどうしても行ってみたい)。大自然系ではチベットのヒマラヤ山脈、ギアナ高地、ナミブ砂漠、南極、死ぬまでにもう1回訪れたい思い出の国はポルトガル。

■趣味・特技
昔は空手(極真)、今は山歩き(昔は嫌いだった)と資格取得。ただ、熱しやすく冷めやすい性格なので、長続きしないことが多いです・・・

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