元素記号と海外旅行の意外な関係


岩井のつぶやき、今日は、「元素記号」のお話です。


「水兵リーベ僕の船・・・」


元素周期表の覚え方として、有名な語呂があります。

お恥ずかしながら、文系出身の私がこの語呂を知ったのは社会人に出てから。

新卒で入社した会社は大多数が理系出身のため、かなり目立ちました。

ある日、このネタで後輩に笑われた際、逆に「アウシュビッツって知ってる?」と聞くと「分かりません!」という回答。

これをいいことに先輩面をした私は、その年の夏休みにこの後輩とアウシュビッツ強制収容所(ポーランド)を訪れたというオチがつきます。


ポーランド_アウシュビッツ_外観

さて唐突ですが、今回は元素の話をします。一見、旅行と関係ないですが。

化学的性質が同じ原子同士のくくりを「元素」と呼びますが、ここでは文系脳の視点で元素記号をみます。


冒頭の「水兵リーベ僕の船」を砕くと「水 He Li Be B C N O F Ne・・・」となり、以下の元素名と記号になります。

水素(H)、ヘリウム(He)、リチウム(Li)、ベリリウム(Be)、ホウ素(B)、炭素(C)、窒素(N)、酸素(O)、フッ素(F)、ネオン(Ne)・・・ここから一部を拾います。

水素(H;Hydrogen)は、ギリシャ語の「水(Hydro)」と「生じる(Genes)」が由来。

表の一番目に来るのはもっとも小さく軽い存在のため。水の重要成分ですから、お食事中のお水(H2O)でもお世話になっています。


ヘリウム(He;Helium)は、ギリシャ語の「太陽(Helios)」から。

水素と違って爆発の危険がないため安全。

何よりガスを吸うとカン高い声になるので、ツアー中のパーティーなどで役立ちます。


リチウム(Li;Lithium)は、ギリシャ語の「石(Lithos)」から。

もっとも軟らかい金属で電子を放出しやすいため、モバイル電子機器の電池などに使われています。

空港のX線検査ではモバイル電子機器をカバンから取り出してからX線に通します。


炭素(Ca;Carbon)は、ラテン語の「木炭(Carbo)」から。

ダイヤモンドは実は炭素のみでできています。

南アフリカは名産地として知られています。

ベルギーのアントワープにある、ダイヤモンド販売所も有名です。


酸素(O;Oxygen)は、ギリシャ語の「酸(Oxys)と生じる(Genes)」から。

これがないと呼吸ができないので、そもそも旅をすることができません。


ここまで書いたあとに、改めて「だから何?」で終わるネタなのだと気付きましたが、

頭にアウシュビッツの思い出が浮かんだから、ということでお許しください。

岩井六朗(いわい ろくろう)

いつも無骨に全力投球。JTBグランドツアーでの添乗回数も多く100回を超える。お客様にお配りする「旅の想い出」のイラストを心をこめてていねいに描く意外な面も。