メートル法を採用していない国は?


普段当たり前のように使っている『メートル』。

長さの単位ですが、メートル法といって十進法による単位として、18世紀末にフランスで確立された制度です。

 

かつて、世界には様々な長さの単位がありました。

人間の行動範囲が狭いときは、その地域だけのルールで良かったのですが、人間の行動範囲が広くなり交流が深まると、単位が地域ごとに異なるということが問題になりました。

そこで、フランス革命後の1790年、フランス議員の提唱で世界中の長さの単位を統一させるための委員会が作られました。

 

フランス_パリ_セーヌ川_エッフェル塔


メートルの単位は、地球の北極点から赤道までの子午線の長さを基準に決められました。

このとき子午線弧長は5,130,740トワーズという計算結果が出され、その1,000万分の1の長さが1メートルとされました。

 

このメートル法に則って、面積の単位(平方メートル)、体積の単位(立法メートル)、液体量の単位(リットル)など、次々と新しい単位が決められていきました。

 

フランス国内でも場所ごとに独自の単位を採用していたので、当初は反発が多かったようです。

1875年以降、国際間でメートル法を採用する国の間でメートル条約が結ばれ、現在に至ります。

ちなみに日本は1885年に締結しています。

 

 

ここで唐突にクイズ!

メートル法を採用していない国が3ヵ国あります。それはどこでしょう。

 

答え : アメリカ、ミャンマー、リベリア

 

しかしながら、ミャンマーとリベリアは、メートル法への移行が進んでいるそうです。

次にアメリカ旅行に行くときは、ヤード・ポンド法との変換式をメモしておくといいかもしれませんね。

岩井六朗(いわい ろくろう)

いつも無骨に全力投球。JTBグランドツアーでの添乗回数も多く100回を超える。お客様にお配りする「旅の想い出」のイラストを心をこめてていねいに描く意外な面も。