オランダ・ベルギーの絵画を鑑賞しよう!


オランダ・ベルギーでは、多くの著名な画家を輩出しています。

ゴッホ、フェルメール、レンブラント・・・。更にルーベンス、ファン・エイク兄弟など、どこかで見たことのある多くの作品が残っています。


では、どのような作品があるのか、場所ごとの代表作品とともに見てみましょう。


国立博物館(オランダ/アムステルダム)

レンブラントの「夜警」があります。

タイトルと一見、絵のタッチが暗いので夜を描いた作品に思えますが、実は昼の情景を描いています。これは絵画の表面のニスが茶色く変色して黒ずんでしまったため。また、この作品は最初はもう少し大きく描かれていましたが、運搬の関係で現在の形に切られたと言われています。


クレラー・ミュラー美術館(オランダ/デ・ホーヘ)

オランダ_ゴッホ

ゴッホの作品で有名ですが、なかでも「夜のカフェテラス」が有名。図書館や雑誌でご覧になった方も多いかと思います。

作品の舞台は南フランスのアルル。星空の下、人々で賑わうカフェテラスが描かれています。このカフェは「カフェ・ファン・ゴッホ」の名で現在も営業していて、この絵画の看板がお店の横に立っていて、興味深いです。


マウリッツハイス王立美術館(オランダ/ハーグ)

マウリッツハイス美術館

フェルメールの作品の中でもっとも有名な作品「真珠の首飾りの少女」があります。17世紀中頃の作品と言われています。フェルメールは破産同然の形で亡くなったため、幾つかの作品が売られたのですが、その中の作品の1つとされ、何とこの作品は所有者が転々とした逸話があります。

この作品は、当時絵具の中で一番高価な色だった青色をふんだんに使っています。青が高価だったのは原料がラピスラズリと高価なうえ、わずかな量しか取れなかったから。そのため当時、青を使うときは聖母マリアなどに限られていたのですが、この作品はその青をふんだんに、しかも普通の少女に使っているのが特徴です。


ノートルダム大聖堂(ベルギー/アントワープ)

ノートルダムという名はフランス語を使う地で見かけますが、もともとフランス語で「我らの貴婦人」という意味で、聖母マリアを指します。

アントワープのノートルダム大聖堂には、ルーベンスの代表作「キリストの昇架」「キリストの降架」があります。この絵画は「フランダースの犬」(ウィーダ作)の主人公ネロが最後、この作品を見て天国に旅立ったことでも有名です。


聖バーフ聖堂(ベルギー/ゲント)

初期フランドル派(15世紀)絵画の代表作「神秘の子羊」があります。

ファン・エイク兄弟による12枚のパネルで構成された作品で、最初、兄が制作していましたが未完のまま死去してしまったため、弟が引き継いだと言われています。作品は聖母マリアの受胎告知を中心に、イエス、洗礼者ヨハネなどがそれぞれのパネルに描かれています。小さく精密に更に写実的に描かれているのが特徴で、従来のビザンチン美術、ローマ美術から一歩先を進んだ新たな技法と言われています。


絵画は、本当に「百聞は一見に如かず」だと思っています。ぜひ、直接ご覧いただきたいものばかりです。




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