先日ご紹介した、ヨーロッパ編の鉄道の旅に続き、この記事ではそのほかの地域の鉄道の旅をご紹介します!
アフリカ編
◆ブルートレイン/南アフリカ
日本国内では、かつての寝台列車の愛称として知られていましたが、ここでご紹介するのは世界で最も豪華な列車として、ギネスの認定も受けた南アフリカのブルートレインです。プレトリアから、ケープタウンまでの約1,600kmを1泊2日(約27時間)で走り抜けます。
お食事はダイニングカーでお楽しみいただけます。ダチョウのお肉など、この地域ならではのお食事もお選びいただけます。
(ダイニングカーの様子)
(お食事の一例)
(ブルートレインという名のカクテル)
また、シャワーだけではなく、バスタブまでついているお部屋もあります。ただ、揺れていると入りにくいですが…。
出発地であるプレトリアは、まるで日本の桜を思わせる、紫色のジャカランダの花でも有名です。ジャカランダのお花とブルートレインの両方を満喫するには、現地の春にあたる10月頃がおすすめです。
アジア編
◆タシケント・サマルカンド高速鉄道 アフラシャブ号/ウズベキスタン
タシケントからサマルカンドまでを2時間半で結ぶ高速列車です。フランスの技術で完成しました。
シルクロードの原風景を高速列車で走り抜ける旅にもいつか行ってみたいですね。
(こんな風景を見ながら…)
◆台湾高速鉄道(台湾新幹線)/台湾
初めて日本の新幹線の技術が採用された台湾の新幹線。台北~高雄を結び、最高速度は時速300km、最短1時間半で走り抜けます。ちょうど東京駅~名古屋駅くらいの距離ですね。
車内の様子も日本の新幹線によく似ていませんか?
違うのは、運賃。なんと、日本の半額程度で乗ることができます。
◆嶺東線/韓国
栄州駅と青良信号所を結ぶ嶺東線では、ちょっと変わった車両をもつ列車が走っています。なんと、プロポーズ専用室があるのです。
夕日が沈むタイミングでワインが出てくるそうですよ。
南米編
◆マチュピチュへの列車/ペルー
人気の世界遺産ランキングや数々の旅番組にも取り上げられることの多いマチュピチュ遺跡。
実は、マチュピチュ遺跡へは、列車でないとアクセスできないのをご存知ですか?
クスコ(またはクスコ郊外)から、マチュピチュ遺跡の麓の町、マチュピチュ村まで走るその列車は、いくつかのカテゴリに分かれています。
その中でも最も豪華な列車が「ハイラム・ビンガム号」。マチュピチュ遺跡を発見したアメリカの探検家の名前が使われています。
客車のほか、レストラン・カー、バー・カー、キッチン・カーなどが揃っています。
憧れのマチュピチュ遺跡を訪れる際は、ゆったりとした気分を満喫しながら優雅な旅をしてみませんか。
(ダイニングカーの様子)
オセアニア編
◆ザ・ガン鉄道
鉄道で砂漠を走り抜け、オーストラリアを2泊3日かけて縦断する長距離列車。北部のダーウィンから南部のアデレードを結び、走行距離はなんと2,979キロ!プラチナクラスとゴールドクラスに分かれています。プラチナクラスは全室シャワーが完備されています。
(アリススプリングス駅にて)
名列車やユニークな鉄道を紹介したイベントレポートはこちら>>
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(編集部/長谷川)
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2022.06.09
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