今日は、私の大好きな国の一つであるトルコ旅行についての「楽しみ方」について書きたいと思います。
1.簡単な歴史を頭に入れておく
トルコは約6,000年以上もの歴史があり、古代オリエントや、ギリシア・ローマ、 ビザンティン、イスラム等、実に多様な文化が栄えた国です。また、オスマントルコ時代は強大な国家が形成され、当時の首都コンスタンティノープルの栄華である建築物が、今のイスタンブール観光のハイライトになっています。
また、トルコがとても親日的な国であるということは、ご存知の方も多いと思います。
和歌山沖でトルコの船「エルトゥールル号」が遭難した際に、当時の日本人が献身的に救助活動に当たったことが、両国の友好関係が決定的に良くなったことのきっかけです。
その後、イラン・イラク戦争の際のトルコ航空機による日本人の救出劇や、お互いに地震が多い国としての相互協力等、他の国には例がない友好な関係が継続されています。
どの観光地に行っても、必ずその時代についての詳しい説明が出てきますので、出発前に少しだけ予習をしていただくと、ガイドさんの話がすんなりと入ってくることでしょう。
2.トルコ料理について、触れておく
世界三大料理の一つとされるトルコ料理。
その特徴は、日本と同じく「食材の豊富さ」でもあります。
国土が日本の約2倍と広大なうえ、気候も変化に富んでいることから、肉、野菜、果物等はもちろん、海産物も豊富です。
さらに、日本ではあまり馴染みのない「トルコワイン」も美味しい!
最近日本でもトルコ料理店を見かけるようになりましたが、出発前に出向いて「予習」しておくのも楽しいかもしれません。
3.世界遺産について、知っておく
東西文明の十字路であるイスタンブールをはじめ、巨大ローマ遺跡であるエフェソス等、トルコには計16の世界文化遺産があります。中でも、「文化的な価値」と「自然的な価値」の両方が認められている「世界複合遺産」は、全世界でたった39か所しかないのですが、そのうち2か所はトルコにあります。そのうちの一つがカッパドキアで、もう一つがパムッカレです。
カッパドキアは、ニョキニョキと生えているかのような奇岩群があり、そこにイスラム教徒からの迫害を逃れたキリスト教徒が、家や教会を造りました。
またパムッカレは、温泉が噴き出す石灰棚が有名ですが、その中にある「ヒエラポリス」と呼ばれる古代ローマの遺跡もその価値が認められました。
以上3点は、出発前に少しだけ触れていただくと、現地での楽しみは倍増するかと思います。
さらにディープな情報を得たいという方には、東京の代々木上原にあるトルコ風モスク「東京ジャーミー」を訪問されることもおすすめです!
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