自然、文化、そして人… すべてが素晴らしい小笠原へ! ~その4・これぞニッポンのおもてなし!「感極まるお見送り」編~


小笠原_二見港_停泊するおがさわら丸

(二見港に停泊するおがさわら丸)


5泊6日のツアーとは言え、片道24時間の船旅を含んでいるので現地の滞在はあっという間です。観光やフリータイムを充分にご満喫いただいた後、いよいよこの島ともお別れの時がやってきました。


乗船手続きを終え、お土産や想い出をいっぱい詰め込んで、おがさわら丸に再び乗船。

出航の時間に合わせ、ほぼすべての乗客が一斉にデッキに出て、お見送りのセレモニーを見学します。港全体に響き渡る和太鼓や、地元の人たちのお見送りの声を聞きながら、おがさわら丸は「ボー」という長くて大きな汽笛を鳴らし、ゆっくりと桟橋を離れました。


ただ、小笠原の人たちの「お見送り」は、これからがハイライトです!

おがさわら丸がゆっくり港を離れるに合わせて、次々とモーターボートが出航し、私たちの船の横にぴったりと付いて追いかけてくるのです。


小笠原_モーターボートによるお見送り

(モーターボートによるお見送り)


各ボートのデッキには、お世話になったガイドさんや宿のスタッフ等がこちらを向いて、みんなで手を振って「また来てねー」と叫んでいます。


そして、しばらくすると順番に、そのボートの上から紺碧の海へとダイブ!

これぞニッポンの「おもてなし精神」!

ここまで「カラダを張ったお見送り」は、世界中でも小笠原だけであることでしょう。


さらに今回は、モーターボートでのお見送りが終わった直後に、なんとザトウクジラまでが姿を現し、私たちの「お見送り」に来てくれました。


世界自然遺産・小笠原諸島への旅。


航空路線が無く、船で1日かけてしか行かれない場所であるからこそ、ここにしかない素晴らしい自然と文化、そして人情が残っているのだと、あらためて感じさせられた旅でした。



小笠原のツアーはこちら>

綾部正洋(あやべ まさひろ)

アメリカ・カリフォルニア州の在住経験を活かし、これまで訪問した国は100か国を超える。ツアー中のサプライズを考えることが大好き。飛行機や鉄道が今でも大好きで、時刻表を眺めているだけで幸せな気分になれる。千葉県出身。