2014年05月30日
6月は中欧のほか、イギリスにも行かせていただくことになりました。
スコットランドのエジンバラを起点に、湖水地方などをめぐる10日間のコースです。
6月24日出発「全日空で行く 誇り高きスコットランドと伝統のイングランドをめぐる旅 10日間」
イギリスは日本と同じ島国で、水資源に恵まれています。
特にイングランド北部の湖水地方には、多くの湖や水辺、そして川があり、
水を囲むかのように豊かな緑を感じるところです。ぜひ、楽しんでいただきたいです。
また、この時期はブラジルでワールドカップ・サッカー大会と重なり、
イングランドも出場が決定しているので、現地のサッカー熱を感じるおまけがつきます。
日本、イングランドともに予選を突破してほしいと思うこのごろです。
日々楽しいご旅行がご提供できるよう、努めたいと思います。
よろしくお願い申しあげます。
2014年05月22日
6月4日出発「ブダペスト・ウィーン・プラハ 中欧4ヶ国古都めぐり 10日間」の
旅行まで2週間をきりましたが、ご準備はいかがでしょうか。
この旅行は、ハンガリー、スロヴァキア、オーストリア、チェコの4ヶ国の首都を中心に
魅力ある場所をめぐります。なかでも個人的に気に入っているのは、チェコの
ホラショヴィツェです。
ホラショヴィツェは、南ボヘミア地方の片田舎にある人口僅か150人程度の小さな村です。
しかし、田舎であったことが幸いし、第二次世界大戦の戦禍を逃れ、今でも南ボヘミア地方
独特の伝統家屋が綺麗に残っています。この長閑な場所が世界遺産に登録されていることも、
歴史的背景を理解できれば頷けます。緑の木々と柔和な色彩の建物に囲まれた場所に
立っているだけでも、何だか癒されます。
中欧の魅力を少しでも多くお伝えできるよう、精一杯努めます。
よろしくお願いいたします。
2014年05月09日
先日、スペイン旅行より戻りました。
スペインは8世紀から1492年のレコンキスタ(キリスト教徒によるイベリア半島
再征服活動のこと)が完全に終わるまで、イスラムに統治されていた歴史が700年以上と
長かったため、今でも多くのイスラム建築が残っています。
中世までは、キリスト文化よりも、イスラム文化の方が建築技術が進んでいました。
そのためレコンキスタ後、イスラム時代の建物をキリスト教様式に改築したり、
またはイスラムの大工を雇って、新しい建物を建築していました。
イスラム建築様式の名残が残っているのはそのためです。
コルドバのメスキータや、グラナダのアルハンブラ宮殿は、往時のイスラム建築が
随所に残っているため、歴史的価値も高いです。
上記はアルハンブラ宮殿内部にあるタイルのデザインです。
これもイスラム教徒が作成したもの。
3色はそれぞれ、青は空と水、緑は自然や木々、黄色は金や栄光を意味しています。
これらは規則的に交わりながら調和しています。こうしたひとつひとつを見ても
イスラムの往時の技術の高さが伝わります。改めて感動しました。
ご旅行にご参加されたみなさま、時差のお疲れはいかがでしょうか。
私は間もなく日本時間に復活です。ご参加、誠にありがとうございました。