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黒石智之ブログ

世界を舞台に活躍する、JTBグランドツアー ツアー責任者(添乗員)のブログです。
ご旅行に参加される皆様へのメッセージ、おすすめの海外旅行情報などをお届けします。

クウェート(今度こそ)

2018年05月27日

さて、今日こそ本題にたどり着きたいと思います。

クウェート。

多くの日本の方のイメージ(すでに若い方にはそれすれないかも)では、1990年代初頭の湾岸戦争におけるイラク軍のクウェート侵攻や、2000年代初頭のイラク戦争時の自衛隊の派遣くらいなものなのではないでしょうか。

面積は日本の四国ほど、経済は石油中心のモノカルチャー、国民の94%は国家公務員か国営企業で勤務といいますから、石油関係の仕事をしていない限り、この国と関わることは少ないですよね。

ちなみに首都のクウェートシティはこんな感じです。

グランドモスク
ランドマークのクウェートタワー
クウェートタワーからの景色(見えない!)
ひとつ上の写真、せっかくの展望台なんですが、内陸から飛んできた砂でガラスが汚れてしまっていて、こんな感じにしか写りません。

お酒だけでなく、生活全般にいたる細部まで非常に規律に厳しく、短時間であっても路上で停車しているとすぐ警察が取り締まりに来るらしく、ガイドさんも気を使っていました。

それは石油関連の施設も同様で、油井(ゆせい)や坑井(こうせい)と呼ばれる石油の掘削坑を気軽に見ることはできないようです。

ちなみにこの次に訪れたバーレーンはゆるゆるでした。

で、クウェートのことで本当に紹介したかったのはその石油に関すること。

クウェート最大のブルガン油田の石油生産に関わっている人たちのために作られた町が南部にあり、そこに、とある施設ができていました。

ここでは、地質年代、油田の発見と油井の採掘と利用する重機、石油のサンプルによる粘度と品質の違いの紹介、湾岸戦争でイラク軍撤退時に破壊していった油井からあふれ出した石油の後処理のために奮闘した人々のドキュメンタリー映像などを見ることができました。

さすがお金があるだけあって(原油価格の値下がりで国家財政が厳しく歳出も慎重になりつつあるようです)、最先端な、非常に凝った展示施設でした。

ガイドさんも知らなかった場所で、当然ガイドブックにも紹介はされていません。

入場無料。

1時間強のガイドツアー(英語)で館内を案内してもらえます。

私たちが訪れた際、他の訪問者はゼロ。

場所が場所だけに、ということもあるのですが、毎年毎年どこにいっても訪問客ゼロという場所ばかりをめぐっています。

その施設の入り口部分はこんな感じです。

半円になった巨大なスクリーンです
デスクのお姉さまが館内を案内してくれます
お姉さま方の頭頂部とスクリーンの間のネオン、わかりますでしょうか?

ここは展示室へ続くエスカレーターで、1つ下の階から展示室がスタートしています。

正直なところ、ここまでがっつりと石油に関する案内をするというのは想定していなかったので、予備知識ゼロでいってしまいました。

今回の旅の案内で最も苦戦。

しかし、「ここ、上着を持ってきたら半日遊べますね♪」とご満足いただけた様子。

本当にいつも、お客様に甘えすぎていると、ただただ反省。

お、そういえば、なぜ「上着を持ってきたら」かというと、冷房が効き過ぎて寒いからです。

アラビア半島の旅ではどこでも共通で、なんなら日本発着の国際線の機内から寒いので、現地が暑いからといって油断せず、上着は必携。

さて、クウェートでは他の場所も訪れてはいますが、ご紹介はこれでおしまい。

次からはバーレーンです。

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Posted by 黒石 智之 ( 2018年05月27日 09:00 ) |  メッセージを送る(0)

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黒石智之 プロフィール

地球を舞台に遊びつくす「地球旅」のメンバー。運営するハイキング倶楽部がいつしか登山部となりつつあることに悩む総務担当でもある。富士山のお膝元、静岡県富士市出身。
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■添乗モットー
お客様と添乗員の旅ではなく、旅仲間同士として旅を楽しみたい

■好きな国・地域
北アフリカ、中近東などのイスラム圏。旧東欧諸国、特にルーマニア。トゥルヒーヨ、チクラヨを中心とするペルーの北部海岸地域(以前行った時には完成していなかったシカン博物館にどうしても行ってみたい)。大自然系ではチベットのヒマラヤ山脈、ギアナ高地、ナミブ砂漠、南極、死ぬまでにもう1回訪れたい思い出の国はポルトガル。

■趣味・特技
昔は空手(極真)、今は山歩き(昔は嫌いだった)と資格取得。ただ、熱しやすく冷めやすい性格なので、長続きしないことが多いです・・・