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黒石智之ブログ

世界を舞台に活躍する、JTBグランドツアー ツアー責任者(添乗員)のブログです。
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レバノンの聖なる谷と神の杉の森

2018年08月28日

昨日は午後からグループ本社での会議があり早々に会社を出てしまったためブログが更新できませんでした。

でもまだ少しネタはありますので、このブログを読んでくださる方々が「レバノン良さそうね、いってみようか」という心境になるよう、書き続けます。

今日も定番のネタ。

それぞれの国に抱くイメージは人それぞれだと思いますが、レバノンと聞くと、「レバノン杉」を思い抱く方も一定数いらっしゃるのではないでしょうか。

先般触れた「赤紫の染料」だけでなく、レバノン杉は古代エジプトでも重宝されました。

レバノン杉を輸出し、パピルスを輸入。

パピルスはさらにギリシャに輸出され。

ギリシャ人は「パピルス=フェニキア(レバノン)」として認知していたとか、いないとか。

また、レバノンはキリスト教の中でも少数派の「マロン派」の聖地。

現在のシリアで興った宗派ながら、異端扱いをされ、迫害から逃れるためにレバノンのカディーシャ渓谷に移ってきました。

夏でも冷涼な気候のカディーシャ渓谷。

宿泊していたホテルのテラスから
その断崖にある洞窟を用いて礼拝堂ができ、修道院になり。

今でもその姿を見ることができます。

今回の旅では、いくつもある修道院のうち、いろいろ写真を見比べていた際に「これだ!!」と直感的にビビっときた場所を選択。

どこにあるか探してみてください。

写真のど真ん中にありますよ
どうですか?

ちょっと拡大します。

これだとわかりやすいですね
もっと寄るとこんな感じ。

撮影している場所が違うのでちょっと角度が変わっています
ここ、今回はわけあってバンで移動していたので問題なくいけたのですが、バスでは道が狭すぎて無理。

ツアーに組み込む際には別の修道院を選びます。

ちなみに内部はこうなっています。

洞窟感たっぷり
内部の礼拝堂
半分洞窟、半分建造物の通路
聖マールーンの肖像画
最後はマロン派の開祖です。

なかなか見ごたえがありました。

以上が「聖なる谷」。

次は「神の杉の森」。

樹齢何年でしょうか?
現在レバノン杉が見られるのは、ブシャーレという村からもう少し山に入ったあたりに限られ、ツアーで訪れる際は保護区内の散策路を歩いて見学。

保護区は斜面になっていて、1周するとだいたい1時間。

樹齢はおおよそ500年以上。
古いもので1500年以上とのこと。

カディーシャ渓谷周辺は乾いた気候で冬にしか降雨がないため、レバノン杉の成長にはとっても時間がかかります。
同行してくれたガイドさんが20年ほど前に植樹したという個体もあったのですが、まだ人の身長くらい。

保護区は、斜面下にメインのゲート、斜面上にサブのゲート。

斜面上から入って坂を下り、斜面下のメインゲートに出てくるルートがベストかもしれません。

30分ほどのんびり坂を下りながら杉を眺めながら歩き、レバノン国旗のモチーフになっているという個体を見て終わる、というパターン。

メインゲート近くにはおみやげ物屋もあります。

某ガイドブックにも出ている個体?
とまあ、こんな感じです。

この2ヶ所を見て半日。

真夏の沿岸部は日差しと湿度でずっと外にいるのは大変なのですが、標高が1000~1500m程度のカディーシャ渓谷はとにかく涼しい。

レバノン杉保護区のすぐ上にはスキー場もあるくらいなので。

間違いなく、レバノンらしさを感じられる、見所のひとつです。


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Posted by 黒石 智之 ( 2018年08月28日 08:44 ) |  メッセージを送る(0)

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黒石智之 プロフィール

地球を舞台に遊びつくす「地球旅」のメンバー。運営するハイキング倶楽部がいつしか登山部となりつつあることに悩む総務担当でもある。富士山のお膝元、静岡県富士市出身。
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■添乗モットー
お客様と添乗員の旅ではなく、旅仲間同士として旅を楽しみたい

■好きな国・地域
北アフリカ、中近東などのイスラム圏。旧東欧諸国、特にルーマニア。トゥルヒーヨ、チクラヨを中心とするペルーの北部海岸地域(以前行った時には完成していなかったシカン博物館にどうしても行ってみたい)。大自然系ではチベットのヒマラヤ山脈、ギアナ高地、ナミブ砂漠、南極、死ぬまでにもう1回訪れたい思い出の国はポルトガル。

■趣味・特技
昔は空手(極真)、今は山歩き(昔は嫌いだった)と資格取得。ただ、熱しやすく冷めやすい性格なので、長続きしないことが多いです・・・