期待を超える「感動」がある。

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内山智ブログ

世界を舞台に活躍する、JTBグランドツアー ツアー責任者(添乗員)のブログです。
ご旅行に参加される皆様へのメッセージ、おすすめの海外旅行情報などをお届けします。

あと一歩届かず・・・

2018年01月12日

正月気分もすっかりなくなり、日常の風景に戻ってきました。


さて、成人の日の3連休を利用して北アルプスに行ってきました。

目的は乗鞍。

冬はスキー場、夏は車で標高3,000m近くまでアプローチできることで知られる日本100名山です。


1日目はのんびりふもとの温泉宿に宿泊。

2日目はスキー場のリフトで標高2,000m付近へ。そこから登り始めます。

一緒に登り始めた人のほとんどはバックカントリースキーの人々。純粋な登山者は他にいませんでした。


歩き始めると、すぐにひざまでのラッセルに。

実はワカン(カンジキのような、雪に足がずぼっとはまらないための登山用具)を持っていこうか迷ったのですが、持って行かなかったのです。

後悔・・・。

一歩一歩足が雪に嵌まって、なかなか進みません。

それでもがんばってしばらく登っていくと、行く手に乗鞍(剣が峰)や、右側には真っ白な穂高連峰が見えてきます。

振り返ると南アルプスや浅間山も。

絶景です。

乗鞍岳(剣が峰)風が強そう~

左から槍ヶ岳、奥穂高、前穂高?

ようやく山頂が間近に迫る畳平まで登ったときにはすでに13時過ぎ。

山頂までの所要時間を考えるとここで時間切れ。。



下りはスキー場のリフトには乗せてもらえないので、ゲレンデの端っこを歩いて下山。

今度来るときは、スキー板をスキー場にデポ(保管)しておこうと誓い、40分くらいかけて麓まで歩いて休暇村で温泉入浴して帰ってきました。


気温マイナス10度、風速10~15メートルなので、体感気温はマイナス20~25度。

久しぶりの厳冬の山歩きでした。

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Posted by 内山 智 ( 2018年01月12日 14:10 ) |  メッセージを送る(0)

下山編

2017年11月02日

ちょっと間が空いてしまいましたが、続編です。

早朝4時半に出発して間ノ岳(3190m)に登った後、北岳山荘に戻りました。
朝食のお弁当を食べて、8時過ぎに下山開始。
北沢峠まで約1000mを下ります。

さらにこの時は落石の危険があるということで、本来の最短の下山ルート(通称トラバースルート)が通れず、1度吊り尾根の分岐点まで登り返して八本歯のコルへ下る必要がありました。しかも岩場で梯子もある神経を使う登りです。

分岐点から整備されたなだらかな道を下っていくと、この下りルートの核心部です。

こちら。

八本歯のコルへ


落ちたら痛いではすまなそうです。
実際に前日このあたりで滑落事故があり、山荘のスタッフが駆けつけていました。
これを皮切りに、しばらくこのような急な階段というか梯子が続きます。
アスレチックのようで面白いのですが、気が抜けません。

時々立ち止まって顔を上げると、絶景が広がっています。
左手には北岳の巨大な山塊が、正面には鳳凰三山と八ヶ岳が見えます。

鳳凰三山と八ヶ岳

北岳の東壁「バットレス」

梯子地帯を抜けると、延々と続く下り。
途中から森林帯に入るので視界がなくなり退屈です。その前に景色を眺めながらゆっくり昼食休憩。

小さく見える雪渓のさらに上の稜線から下ってきました。

そして14時過ぎ、ようやく北沢峠に到着。
下山開始から6時間かかりました。コースタイムは4時間半くらいなので、だいぶオーバー。

北沢峠から、下ってきた道のりを振り返ると、

あの小さく見える雪渓の脇を下ってきました

いかに遠いか分かります。

小さな雪渓の右上のピークが北岳です。

こうして、無事、白根三山と呼ばれる3つのピークのうち2つに登頂してきました。

今年の夏は天気が良くなかったので、結局この1回しか登れずじまいでした。

次は雪山ですね。

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Posted by 内山 智 ( 2017年11月02日 16:15 ) |  メッセージを送る(0)

第2、第3の高みへ

2017年10月13日

今年の夏は天候不順だったのでGW以来となった山に行ってきました。



金曜日、仕事を終えて自宅に戻り着替えてから特急「かいじ」で甲府へ。

いつもの東横インに泊まり、翌土曜日、バスで2時間かけて登山口の広河原へ。

あいにくの雨模様のなか、登山開始!

目的地は、標高3,000mの北岳肩の小屋。広河原からの標高差は約1,485m。

でも2日連続の寝不足のためか、まったくペースが上がりません。



雨も天気予報どおり、強くなるばかり。。

そこで予定を変えて、途中の白根御池山荘で宿泊することに。

結果オーライで、とてもきれいで食事も美味しく、体力が回復しました。

標高差が大きいルートなので、ゆっくり登りたい方にはお勧めです。



翌日曜日、朝から絶好の好天で、山荘の前から北岳の雄姿ばっちり。

まず、草すべりルートを稜線まで上がります。

登っていくと、鳳凰三山、富士山、八ヶ岳、甲斐駒ヶ岳が見えてきました。

雲海と富士山

鳳凰三山

稜線にでました

急登を2時間半くらい登ると稜線にでます。

北岳が見えてきました。

右側を見ると、以前登った仙丈ケ岳が目の前に。その横には甲斐駒ヶ岳が並んで見えます。

その奥には、槍ヶ岳、穂高連峰など北アルプスのオールスターが肉眼ではっきり。

仙丈ケ岳と甲斐駒ヶ岳

ここから稜線をしばらく歩き、肩の小屋を越えるといよいよ北岳山頂にむけての登りです。

もう少し!

そして、ようやく。。

山頂

さすが日本第2位。仙丈ケ岳や甲斐駒ヶ岳が眼下に見えます。

スイスなら3000mなんてケーブルカーや登山列車であっという間ですが、ここまで1泊2日かけて歩いて登ってきました。

北岳山荘と間ノ岳

山頂を越え、反対側へ降りていくと、間ノ岳と宿泊する北岳山荘が見えてきました。

予定では今日のうちに間ノ岳を登ってしまうつもりでした。この写真の時点でまだ10時30分。

北岳山荘から間ノ岳まで往復3時間なので、時間的には楽勝だと思っていました。



が、ここからの下りがなかなか厳しく、思いのほか体力と気力をつかっていまい、

11時過ぎに山荘に着いた時点でギブアップ。お昼を食べて昼寝をしてしまいました。


そして最終日。

長い下山が待っていますが、朝4時半に出発して間ノ岳往復へ。

夜明け前なのでヘッドランプ使用です。

北岳から見ると近いように見えましたが、意外と距離があります。

1時間くらい登ると、日が昇ってきました。

富士山のシルエット

登ってきたほうを振り向くと、仙丈ケ岳、甲斐駒、北岳も朝日に染まっています。

左から仙丈ケ岳、甲斐駒ヶ岳と北岳

そして、歩くこと1時間20分くらいで山頂へ。

このときはまだ元気

こうして、無事に予定通り、第2位の北岳、第3位の間ノ岳に登頂。

間ノ岳からの下りは快調に歩き、結局2時間40分くらいで山荘に戻れました。



ここからが最後の(そして本当の)試練でした。

その様子は次回に。

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Posted by 内山 智 ( 2017年10月13日 13:24 ) |  メッセージを送る(0)

3度目の正直

2017年05月18日

5~6年前から始めた登山ですが、いまのところ同じ山に挑戦したのは1か所だけです。

それが、北穂高岳。

穂高岳として100名山になっていますが、奥穂高、前穂高、北穂高と穂高の名のついている山頂は3つ

あります。

最も高い奥穂高岳は最初の挑戦で登頂しましたが、北穂高岳は最初の挑戦は中腹までさしかかったところで雷雨のため撤退。

2回目は一昨年秋でしたが、登山口の涸沢カールまで行ったところで暴風雨のため撤退。

そして3回目の今年、ようやく山頂を踏むことができました。

涸沢ヒュッテから見た北穂高岳(左から2番目のピーク)

涸沢ヒュッテに泊まり、翌朝4時にヒュッテを出発。

今年は気温が高いので、雪が緩むと歩きにくいうえに雪崩の危険もあるということ。

前穂高岳のモルゲンロート

夏道と違い、冬道は直登。

斜度はこの写真のような感じです。左下にテントが小さく見えます。

いつか登りたい前穂が朝焼けに染まります。

右後方を振り返ると、3年前に登った常念岳と常念小屋、その手前には北穂の東稜とそこを登るパーティが見えます。

ピラミッド型の常念岳

この日はヘリコプターがたびたび飛んでいました。

奥穂で雪崩があったり、前穂では滑落事故があったようです。

北穂の山頂はあいにくガスで視界はあまりありませんでしたが、涸沢から登り4時間弱、下り2時間強の道中では、南アルプスや富士山、浅間山などがきれいに見え、大満足でした。

吊り尾根と。

昨年12月にニュージーランドのマウントクック国立公園でお世話になったガイドさんが、

夏は穂高岳山荘で働いているというので、今度は岳沢小屋から前穂高、吊り尾根を通って

奥穂高岳、穂高岳山荘の周回ルートを歩いてみたいと思います。

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Posted by 内山智 ( 2017年05月18日 14:49 ) |  メッセージを送る(0)

快晴の「ほたか」へ

2017年01月31日

週末に、ほたかに登ってきました。

ほたかはほたかでも、穂高岳ではなく武尊山です。

武尊と書いてほたかと読みます。

谷川岳よりやや南、群馬県にあります。

1/28(金)

7:48 東京駅発の上越新幹線で上毛高原へ。

9:00 上毛高原着後、川場スキー場の無料送迎車でスキー場へ。

9:50 川場スキー場着。

    登山者用のリフト券を購入し、スキー客と一緒に乗り継いで山上へ。

11:00 いよいよ登山開始!

    他に登山者の姿はなく、背中に視線を感じながら登っていきます。

    行程中最大の難所がこちら。剣が峰と名付けられた痩せたピークです。

    登りはなだらかですが、山頂は幅がなく、左右が数百メートル切れ落ちています。

    そして剣が峰を乗り越しての下りは、アイゼンとピッケルを効かせながらクライムダウンで下ります。滑落したら止まらなそうなので緊張。。

振り返るとこんな感じ。

剣が峰。人が立っているところが頂上で、そこからこちら側に下るのですが、下りは怖い!

12:20 ようやく武尊山本体が見えてきました。

遠くに見える高い場所が頂上です

近づいてきました

ここからが正念場。

気温は-5℃ですが風が弱まると、全く寒くありません。

帰りの送迎車の時間を考えながら進みます。

13:10 頂上着。

武尊山山頂

あまりに寒くて写真がありませんが、浅間山、八ヶ岳、富士山などなど、360度の絶景でした。

山頂付近より浅間山と八ヶ岳方面

帰り道に剣が峰でパチリ。

現在の冬山フル装備

左右ともかなり切れ落ちていて、昨夏に登ったスイスのブライトホルンのようでした。

15:00 無事帰着。

16:00 スキー場の送迎車で上毛高原駅へ。翌日の天気予報次第で、水上温泉あたりに1泊し、谷川岳に挑戦しようと思いましたが、ホテルが1室も空いておらず断念。。

谷川岳は数年前の12月に登っていますが、悪天候で視界ゼロでした。リベンジならず。

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Posted by グランドツアー ( 2017年01月31日 14:12 ) |  メッセージを送る(0)

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内山智 プロフィール

日本テレビの「沸騰ワード10」で「秘境ハンター」として3回紹介される。スイス観光局認定スイススペシャリスト、フレンチコネクション認定「フランス・ベルギー旅の達人」。百名山完登を目指す(17年現在17/100)横浜生まれの横浜育ち。

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■添乗モットー
ただ立ち寄って写真を撮るだけではなく、自分の足で歩いたり土地のものを食べたりして楽しんでいただく。

■好きな国・地域
ヨーロッパではフランスとスイス、それ以外の地域では南アフリカやナミビア、ボツワナなど南部アフリカの国々やニュージーランド。18年2月、念願のミルフォードトラック(ガイド付きツアー)を歩いた。